スイスのカスタムメーカーFAB DESIGN、アジア進出拠点を2013年に設立

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メルセデスベンツ・SLSロードスター”ジェットストリームと”FAB DESIGN代表のローランド・リザネック氏
メルセデスベンツ・SLSロードスター”ジェットストリームと”FAB DESIGN代表のローランド・リザネック氏 全 6 枚 拡大写真

12月10日、スイスのラグジュアリーカスタムメーカーのFAB DESIGNは、日本を中心としたアジア圏に向けて本格的に販売を展開する拠点FAB DESIGN ASIAを2013年に設立すると発表した。

「FAB DESIGNは1997年に設立され、現在、8人で操業しており、年間に70台ほどを生産しています。今後、アジアに展開していきますので、スタッフは増やしていく予定です」と概要を語るのは同社代表のローランド・リザネック氏。

同社は、Fascinating Automobiles at their Best、ドライバーを魅了する最高のクルマをモットーに、ラグジュアリーカーのコンプリートマシンを開発、販売し、スタイリッシュで個性的なプロダクトにより、創業以来、常に世界中から熱い視線を集めているという。

FAB DESIGNのアジア展開についてローランド氏は、「間もなく最初のショールームを設けることになり、その後、東京オートサロン2013に出展します。そして、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、そしてタイへと展開していく予定です」とし、その方向性については、「スポーツカーメーカーのデザインをベースに、さらに良いものへと作っていきたいと思います」と述べた。

また、日本と海外のユーザーの違いについて、「日本のユーザーは、自分たちでクルマを楽しみたいという目的で買われるのに対し、海外のユーザーは、人に見せたがる傾向があるように思います」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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