酒酔い運転と信号無視で死傷事故を起こした男、危険運転罪で起訴

自動車 社会 社会

今年11月に北海道旭川市内で発生した飲酒運転と信号無視を原因とする死傷事故を起こしたとして、自動車運転過失致死傷や道路交通法違反(酒酔い運転)で逮捕されていた22歳の男について、旭川地検は10日、罪状を危険運転致死傷罪に切り替えて起訴した。

同地検によると、問題の事故は2012年11月1日の午後10時20分ごろ発生している。旭川市6条通7丁目付近の国道40号で、赤信号を無視して交差点へ進入してきた乗用車が、青信号に従って交差進行してきた別の乗用車と出会い頭に衝突。これを発端として車両4台が関係する多重衝突に発展。男性1人が死亡。女性2人が重傷を負った。

信号無視を行ったクルマを運転していた22歳の男は直立できないほどの泥酔状態だったことから、警察は道交法違反などの現行犯で逮捕。警察の取調べに対しては「事故のことを覚えていない」などと供述していた。

検察では慎重に捜査を続けてきたが、「事故当時はアルコールの影響で正常に運転できる状態ではなかった」と判断。罪状を危険運転致死傷罪に切り替えて起訴している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る