自動車は地球温暖化と石油資源の枯渇を前に、四苦八苦である。世界の自動車はダウンサイジングするしかない。
フォルクスワーゲン『up!』は、これから世界自動車メーカーが進むべき道の明かりとなった。10点である。
それに比べると、どの国産車にも自動車への愛が足りなかった。したがって国産車5台すべて0点である。
舘内端|自動車評論家
レーシングカーの設計、エンジニアをしつつ自動車評論を始め、再びレーシングEV(電気自動車)の設計、エンジニアとしてモータースポーツの世界にカムバック。あわせて自動車における環境・エネルギー問題の解決に向けて注力する。日本EVクラブ代表。98年に低公害車の普及活動に対して環境大臣表彰を受ける。