【新聞ウォッチ】総選挙は自民圧勝、トヨタ杯世界一はコリンチャンス

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【新聞ウォッチ】総選挙は自民圧勝、トヨタ杯世界一はコリンチャンス
【新聞ウォッチ】総選挙は自民圧勝、トヨタ杯世界一はコリンチャンス 全 6 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年12月17日付

●自公320超安倍政権へ、民主惨敗50台、維新伸長(読売・1面)

●新政権各国が注視、TPP進展米重視、中国、日米接近を警戒(読売・5面)

●トヨタクラブ杯、コリンチャンス世界一、大声後援後押しゲレロ決勝弾(読売・15面)

●都知事選、猪瀬氏盤石300万票超(朝日・17面)

●野田首相、党代表を辞任、民主、特別国会前に代表選へ(日経・3面)

●横浜ゴム、鉱山用タイヤ世界販売、中国企業に技術供与(日経・17面)

ひとくちコメント

国民が大切な一票を投じた結果については、とやかく言うつもりはないが、この国の有権者は熱しやすく冷めやすい極端な性格であることが今回の選挙で改めてわかった。16日投票された衆院選は自民党が300議席に近づく票を獲得し圧勝、公明党と合わせて、参院で否決された法案を衆院で再議決できる320議席を上回った。

各党の獲得議席は自民294のほか、民主57、維新54、公明31、みんな18、未来9、共産9、社民2、大地、国民新各1、無所属5となった模様だ。

きょうの各紙は選挙速報の特別版。その1面トップは「自公320超安倍政権へ」と大きな見出しだが、読売と朝日がまったく同じというのも珍しい。ただ、自民党の圧勝で大はしゃぎしているという当選議員は少ない。それは民主党が破滅的惨敗の結果で得た漁夫の利。サッカーならばオンコールで民主党が自滅したようなもので、圧勝した自民党も後味は良くないだろう。

同じ決戦でも横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われたトヨタ・クラブワールドカップ決勝は、南米代表のコリンチャンス(ブラジル)が、欧州王者のチェルシー(イングランド)を1-0で下し、クラブ世界一に輝いた。

昼間のポカポカ陽気とは一転し、キックオフの午後7時半は、寒風が吹き始めたが、6万8000人を超える観客で埋め尽くされたスタジアム内は、世界を代表するプレーヤーによるゴール前での激しい攻防に大きな声援が響き渡った。なかでもコリンチャンスのブラジル人サポーターの歓声はゲーム中途絶えることなく鳴り響き、その声援が追い風となってコリンチャンスが世界王座に上り詰めた。

3位決定戦は、北中米カリブ海代表のモンテレ(メキシコ)がアフリカ代表のアルアハリ(エジプト)に快勝した。トヨタカップは来年から2年間、モロッコで開催するため、しばらく日本では観戦できない。サッカーファンにとっては淋しい師走になるだろう。

《福田俊之》

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