【新聞ウォッチ】今年の新車販売、トヨタ 2年ぶり世界一に返り咲き

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年12月18日付

●大型補正予算を表明、安倍氏、憲法改正に意欲(読売・1面)

●経済界新政権を歓迎、円安・株高緩和強化に期待(読売・14面)

●トヨタ、2年ぶり世界一、新車販売、GM・VW抑え(読売・9面)

●三菱自、オランダ工場の売却完了(産経・10面)

●経済観測、タイヤから見る新興国景気、住友ゴム工業・池田育嗣社長(日経・5面)

●欧州車、市場縮小で改革、中・東欧で生産、低価格車シフト、VWやフィアット、収益力を強化(日経・11面)

●車販売5年で300万台減、欧州市場、回復に4~5年(日経・11面)

●TPP「交渉参加を」75% 政権交代、主要企業トップ137人に聞く(日経・13面)

●ニュース一言、日野自動車・白井社長(日経・13面)

●自動車部品82社、売上高18.9%増、今年度上期、震災からの反動(日経・15面)

●移動式住居「トレーラーハウス」公道の走行可能に(日経・46面)

ひとくちコメント

総選挙で圧勝した自民党の安倍晋三総裁は、26日の特別国会で再び首相の座に返り咲く。5年3ヵ月前に政権を投げ出した責任を重く受け止めてなのか、新政権は「危機突破内閣」の陣容を整えるという。首相までを選出できない国民は当面は“出戻り総理”に期待をするしかない。

「返り咲く」といえば、トヨタ自動車が2012年の世界販売台数で、昨年トップの米ゼネラル・モーターズ(GM)を上回.って、世界1位になる公算が大きいという。きょうの朝日が報じている。それによると、自動車調査会社フォーインの予測ではトヨタの世界販売は、ダイハツ工業、日野自動車を含んだグループ全体で約970万台に達し、一方、GMは912万台。昨年2位の独フォルクスワーゲン(VW)は915万台となりそうだとしている。

昨年は東日本大震災による減産が響き、GMやVWに及ばなかった。が、今年は、尖閣問題から反日デモが起こった中国での販売不振を受けて、従来の販売計画を10万台引き下げたが、 北米やタイなどで販売が好調で中国や欧州での落ち込み分を補う形となりそうだという。

それにしても、900万台を超える自動車メーカー3社の順位は目まぐるしく入れ替わるほどの「大接戦」を展開している。中国での日本車販売の回復には「1年程度はかかる」との見方もあるなかで、今後のトヨタの世界戦略の見直しも興味深い。

《福田俊之》

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