フーコック空港、オープニング式典開催=ベトナム

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フーコック国際空港のオフィシャルサイト
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キエンザン省フーコック県で15日、フーコック国際空港のオープニング式典が行われ、ズン首相が出席してテープカットを行った。式典には、ヒュウ元共産党書記長やニン副首相らも出席した。17日付のベトナム紙トイバオキンテーなどが伝えた。

同空港は、国内で初めて空港公団100%出資によって建設された国際空港で、建設費は3兆ドン。年間265万人超の利用者を見込んでいる。国際民間空港機関(ICAO)の4E基準を満たしており、ボーイング747‐400型機の離発着が可能。国営ベトナム航空、民間航空会社エア・メコン、格安航空会社ベトジェットエアが就航し、ロシア、欧州、韓国、東南アジアの航空会社も就航を検討しているという。

空港公団によれば、同空港は今月2日にサービスを開始して以来、1日当たり22便、乗客1万3700人が利用しており、利用客は主にビジネス客、投資家、観光客だという。このうち、ベトナム航空は現在、フーコック便を週67便運航している。
ズン首相は式典であいさつし、同空港の開業はフーコック島の開発にとって重要な出来事であり、キエンザン省、さらには国全体の社会・経済発展に寄与するだろうと語ったという。

朝妻 小津枝

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