中国吉利、2012年で46万台の世界販売見込む

自動車 ビジネス 海外マーケット
中国吉利汽車のSUV、GX7
中国吉利汽車のSUV、GX7 全 3 枚 拡大写真

中国の浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ)傘下の吉利汽車は12月10日、11月の世界新車販売の結果を公表した。

吉利汽車は、中国・浙江省に本拠を置く民族資本のメーカー。1986年に設立され、1997年から自動車事業に参入した。2003年からは、海外市場への輸出も開始。親会社の浙江吉利控股集団は2010年、フォードモーターからボルボカーズを買収したことで知られる。

同社の発表によると、11月の世界新車販売台数は5万1282台。前年同月比は15%増と、10月の35%増からは伸び率が鈍ったものの、引き続きプラスを維持した。

地元中国(台湾を含む)の11月実績は、4万3200台以上。前年同月比は11%増と、引き続き2桁の伸びを記録した。海外市場への輸出分の11月実績は、8000台以上。

11月の車種別の販売結果は、同社初のSUV、『GX7』が4650台を売り上げた。9月の4544台、10月の4581台を上回る好調な立ち上がりを示す。

吉利汽車の2012年1‐11月の世界新車販売台数は、前年同期比13%増の42万3829台。同社は2012年年間の世界販売目標を、46万台と想定している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  2. 「存在感ハンパない」DSの新型フラッグシップ『N°8』が「唯一無二な印象」など話題に
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る