国際宇宙ステーションからの最新情報…1月2日[動画]

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ヒューストンのミッション・コントロールセンターから、2013年1月2日の国際宇宙ステーションの活動状況がレポートされた。

それによると、宇宙ステーションの乗組員達は新年の休みを終えて、通常のステーション活動に戻ったようである。

司令官のケビン・フォード宇宙飛行士は幾つかの血液サンプルを採集し、微小重力が身体に及ぼす生物学的プロセスについて実験を行った。また、クリス・ハドフィールド宇宙飛行士が加わっての、定期的な身体機能の検診を行い、さらに重力の無い状態での液体の挙動を観察する物理実験を行った。

エフゲニー・タレルキンとロマン・ロマネンコ宇宙飛行士は、漁師が魚の捕れる生産的な海域を探す助けとなる実験と調査を行い、その後オレグ・ノビツキー宇宙飛行士が加わって、ロシアのシステムのメンテナンスを行った。

トム・マーシュバーン宇宙飛行士は超音波を使って自身の体をスキャンし、宇宙での長期の生活で起こる心筋萎縮の原因をつきとめる心臓血管に関する実験を行い、将来的な地球軌道を遥かに越えた長期間のフライトの為のデータを収集した。

フォード司令官はさらに、将来において宇宙で人間の手助けをする「ロボノット(ロボット宇宙飛行士)」に関する実験と調査を行った。

またハドフィールドとマーシュバーンは、宇宙での生活が環境に対する知覚にどのような影響を与えるかを調べる実験を行うと共に、それぞれ地球とのコミュニケーションの為のポッドキャストやテレビステーションの設置をした。

《河村兵衛》

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