ウェーバー、ベッテルの脇役指名も「甘んじるつもりはない」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ハミルトン、ベッテル、ウェーバー(2012年F1 インドGP)
ハミルトン、ベッテル、ウェーバー(2012年F1 インドGP) 全 6 枚 拡大写真

レッドブル顧問のヘルムート・マルコは、2013年シーズンにマーク・ウェーバーはセバスチャン・ベッテルをサポートするナンバー2という立場が既定だという驚きの発言をしている。

2012年は、ベッテルが3年連続ドライバーチャンピオンとなる一方で、レッドブルもコンストラクターズタイトルを手に入れ、ウェーバーのタイトルランキングは6位だった。

両名がチームメートとなって以来、4年連続でベッテルが上位を占めた以上、次のシーズンも同じ状況が続くと考えるのは当然であるとマルコは言う。

「マーク(ウェーバー)はチームが何を求めているかを理解しているはずだ。過去4年間、ベッテルとウェーバーは共にわれわれのチームでドライブした。セバスチャンは1度だけタイトル2位に甘んじたが残りの3年はチャンピオンだ。この統計的事実がすべてを語っている。パワーバランスが今年になって急に変わると考える理由はないよ」

一方で、ウェーバー本人はつい先日、ベッテルの脇役に甘んじるつもりはないと語っている。

「セバスチャンは明らかに上り調子にあるし、3年連続チャンピオンである彼が、あらゆるドライバーのターゲットであり評価の基準であることは間違いない」

「チームが決めた役割は新しいシーズンを迎える僕の念頭にはない。僕は自分自身のためにレースをするし、最大限のリザルトを目指す。もちろん、そのためにはまず僕自身がチームの一員でなければならない。したがって、脇役に甘んじるのかと問われれば答えはノーだ」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る