12月のスズキのインド新車販売、3.2%増…伸びが鈍化

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スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire
スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire 全 5 枚 拡大写真

インド新車市場でトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキは1月3日、2012年12月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、9万5145台。前年同月比は3.2%増と、11月の12.5%増から伸び率が鈍ったものの、4か月連続で前年実績を上回った。

9万5145台の販売台数の内訳は、インド国内が8万2073台。前年同月比は5.9%増と、4か月連続で増加した。輸出は1万3072台。前年同月比は11%減と、3か月ぶりに前年実績を割り込む。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『Aスター』などが、合計で6万8729台を販売。前年同月比は0.9%減と、4か月ぶりに前年実績を下回る。2012年2月に発売したスイフトの4ドアセダン、『DZire』は42.3%増の1万3076台と引き続き好調だ。

一方、Aセグメントの下に位置するCセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が7897台を販売。前年同月比は0.1%減と、3か月連続のマイナスとなった。

SUVやMPVなどのBセグメントでは、新型コンパクトMPVの『エルティガ』を2012年4月に投入した効果が持続し、合計で5447台を販売。前年同月実績に対して、約23倍もの伸び率を記録する。

マルチスズキの2012年4-12月新車販売(輸出を含む)は、82万7725台。前年同期比は7%増と、プラスを保っている。

《森脇稔》

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