東方政策の継続、事務局の設立が必要…マレーシア日本経済協議会

エマージング・マーケット 東南アジア
東方政策の継続、事務局の設立が必要…マレーシア日本経済協議会
東方政策の継続、事務局の設立が必要…マレーシア日本経済協議会 全 1 枚 拡大写真

マレーシア日本経済協議会(MAJECA)のモハマド・イクバル事務局長は、昨年30周年を迎えた東方(ルック・イースト)政策について、事務局を設立し、東方政策に基づいたプログラムの推進を継続すべきとの考えを示した。

イクバル事務局長は、今後マレーシアが先進国入りを目指し発展して行くうえで東方政策に磨きをかけ、拡大して行くことが重要で事務局の設立が必要との見解を示した。また、日本語や日本の倫理、教育、トレーニングを超えた側面でのプログラム実施によりマレーシアが東方政策の恩恵を受けることになると述べた。

東方政策は1982年に導入された。日本や韓国から規律や労働倫理、愛国心を含めた文化や価値システムを学ぶもの。イクバル事務局長は、経済改革プログラム(ETP)や工業化マスタープラン、第10次マレーシア計画(10MP)、第11次マレーシア計画(11MP)などでも日本のハイテク産業の研究・開発(R&D)から学び、知識・技術ベースの産業開発につなげることができると指摘。日本企業はマレーシアにおける投資に意欲的で、マレーシアの中小企業(SME)も恩恵を受けると述べた。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  4. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  5. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  6. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  7. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  8. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
  9. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  10. ゲームエンジンが自動車開発の共通言語になる!『Unreal Engine』の採用が急拡大する理由【前編】PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る