2012年のホンダ中国新車販売、3.1%減の60万台

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中国の広汽ホンダが生産・販売するアコード
中国の広汽ホンダが生産・販売するアコード 全 1 枚 拡大写真

ホンダの中国現地法人は1月7日、2012年の中国新車販売の結果を明らかにした。

同社の発表によると、総販売台数は59万8577台。前年比は3.1%減だった。ホンダの中国新車販売が前年実績を割りこんだのは、2011年に続いて2年連続。

中国では9月中旬、日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する大規模なデモが発生。その後、現地では日本車に対する不買の動きが広がった。ホンダの中国新車販売も、その影響を受けて、前年割れとなった。

一方、2012年12月単月のホンダの中国新車販売台数は、6万3264台。前年同月比は19.2%減と、4か月連続で前年実績を割りこんだ。ただしマイナス幅は、2012年9月の40.5%減、10月の53.5%減、11月の29.2%減に比べて改善している。

ホンダの中国合弁には、広州汽車との広汽本田、東風汽車との東風本田の2社がある。広汽本田は『アコード』(日本名:『インスパイア』)などを、東風本田は『CR-V』などを製造・販売している。

《森脇稔》

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