懐かしのミャンマーを行く(33) ヤンゴンのカフェ

エマージング・マーケット 東南アジア
懐かしのミャンマーを行く (33) ミャンマー ヤンゴンのカフェ
懐かしのミャンマーを行く (33) ミャンマー ヤンゴンのカフェ 全 4 枚 拡大写真

(3)ヤンゴンのカフェ

お昼はヤンゴンの老舗カフェでクラブサンドイッチを食べた。このお店、7年前にもあった。当時は珍しいといわれており、すぐ横で爆弾テロがあったような気がする。兎に角ヤンゴンの欧米人の間で有名なカフェ。

今では当然のようにWifiはフリー。お客は欧米人だけではなく、韓国人やミャンマー人の姿も見られた。相変わらず料金は高めだが、ロケーションが良いため、所得の高いミャンマー人、外国人と商売をするようなミャンマー人の出入りも多そうだ。

夜はSSとフィアンセと、庶民的なイタリアンへ行く。今回のミャンマー訪問で一体何回イタリアンレストランへ行っただろうか。私は自分から食事を指定することはなく、皆に着いて行くだけだから、これが今のトレンドということだろう。

このお店は住宅街にある一軒家。外国人が来るのではなく、ミャンマー人の中上流家庭が家族やカップル、友人同士で来る場所のようだ。ミャンマー人の若い女性4人が楽しそうに食事している様子が不思議な感じだが、それが今のヤンゴン。イタリアンながら何故かスパニッシュのパエイリャが登場。海鮮がふんだんで意外とおいしい。ピザもイケる。お茶飲みながらピザというのも何だが、まあまあ良い。

SSはいつ結婚するのだろうか。もうフィアンセと付き合って4年、TTMからは仕切りに早く結婚するように迫られているらしい。私もSSの結婚式には是非出席してみたい。相変わらずSSは「結婚式場はXXホテル、家はXX」などと我儘放題言っているが、最後の抵抗、甘えだろうか。そうは言っても実はSSは料理上手。昨日も私の為に自ら料理してくれた。いい奥さんになるだろう。

実はこのフィアンセ、国境貿易の仕事をしており、ヤンゴンに住んでいる訳ではない。態々私に会うために?いやSSに会うためにヤンゴンにやって来て、我々に付き合ってくれている。それだけでも日本では考えられないが、性格的にも穏やかなナイスガイ。タイから製品を輸入するのだが、コーヒーや家庭用品から、衛星放送の機材まで何でも扱うらしい。最近急増している輸入品がキャットフード、というのも今のミャンマー、いやヤンゴンを象徴している。

懐かしのミャンマーを行く (33) ミャンマー ヤンゴンのカフェ

《須賀 努》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
  6. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  7. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  8. 自動車開発に欠かせない試験・評価環境、UL Solutionsならではの充実性と信頼性の高さ…人とくるまのテクノロジー展2025PR
  9. ルノー『アルカナ・テクノ』発売…シックで落ち着きのあるデザインの特別仕様、価格は419万円から
  10. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る