懐かしのミャンマーを行く(34) ヤンゴン最新ショッピングモールの衝撃

エマージング・マーケット 東南アジア
懐かしのミャンマーを行く (34) ミャンマー ヤンゴン 最新ショッピングモールの衝撃
懐かしのミャンマーを行く (34) ミャンマー ヤンゴン 最新ショッピングモールの衝撃 全 6 枚 拡大写真

6月28日(木)  (4)ショッピングセンタ―の衝撃

【画像全6枚】

今日はミャンマー滞在最終日。心残りは多いが、また来ればいい。最後に最新ショッピングモールに連れて行ってもらう。今年初めにオープンしたというこのモール、シネマコンプレックスも併設し、ここはヤンゴンか、と思うほど、新しい。

 
お客さん、特に若者はスマホやIPadを手に持ち、Wifiはフリー。まるでバンコックなどの他の東南アジアのモールではないか。勿論若い女性でロンジーを穿いている子はいない。どころか、ミニスカート、ショートパンツが多い。お金持ち風のオジサンだけがロンジーを穿いており、このコントラストが面白い。

 
化粧品コーナーは日本製も多いが、宣伝は韓国製が優っている。上の階にはダイソーの100金ショップもあり、ミャンマー人が好きそうな雑貨が売られている。この店はミャンマー人がミャンマーで売れそうな物だけをコンテナごと、ダイソーから買い取ったとも言われた。渋谷系の最新ファッションを売る店も出ていた。値段は相当に高いようだが、お金持ちのお嬢さんが買いに来るらしい。

 
更に上には食堂街もある。タイやシンガポールのレストランに混ざり、日本のラーメンショップも出ていた。Bred Talkのようなシンガポール系のパン屋もあり、結構高いと思うのだが、売れていた。一度美味しい物を食べてしまった人は後戻りできないということか。

 
銀行のATMも店内に設置され、普通にお金が引き出せるようだ。7年前には全く考えられないこの光景、ここだけを見れば、ミャンマーの将来は明るい、とも言える。

懐かしのミャンマーを行く (34) ミャンマー ヤンゴン 最新ショッピングモールの衝撃

《須賀 努》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  6. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  7. トヨタ株価が急反落、今期業績上方修正も失望売り
  8. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  9. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  10. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る