【レンジローバー 新型発表】コマンドポジションは新型でも健在

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ランドローバー・レンジローバー
ランドローバー・レンジローバー 全 6 枚 拡大写真
新型『レンジローバー』が、ジャガー・ランドローバー・ジャパンから発表された。4代目となるこのモデルも、歴代同様、特徴あるドライビングポジションを備えている。

「レンジローバーには、ドライバーに大きなガラスエリアから、高いアイポイントと十二分に広大な視界を提供するという、レンジローバーDNAのひとつ、コマンドポジションがあります」とは、ジャガー・ランドローバー・ジャパンマーケティング・広報部ディレクターの作田昌子氏の弁。「今回の新型では、ルーフラインが従来よりも20mm低くなったにも関わらず、シートパッケージを工夫することによって、しっかり確保されています」と述べる。

「このコマンドポジションで得られるアイポイントは、レンジローバー以外のほとんどのラグジュアリーSUVよりも、およそ90mm高くなります」といい、「この90mmの差を身長差で考えてみると、当然座高にもよりますが、およそ20~30cmに相当すると考えられます。そう考えると90mm高いアイポイントというのが大変なアドバンテージであることがお分かりいただけるでしょう」とその特徴を話す。

また、新型レンジローバーは従来よりもさらに、後部座席の快適性にもこだわった。「素材やその使い方、デザイン、様式自体がラグジュアリーであるだけではなく、ホイールベースを40mm拡大したことなどにより、従来モデルよりも、レッグルームで120mm、ニールームは50mm拡大しました」。また、「アクセスモード時での車高が50mm低くなり、乗降はより安易になりました。そして、よりくつろぎの空間を堪能できる2人掛けタイプのリアエグゼクティブクラスシートをオプションで用意しています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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