ロシアの自動車大手、ソラーズは1月25日、トヨタ自動車のSUV、『ランドクルーザー プラド』の受託生産をロシアで開始した。
今回、受託生産を開始したのは、ソラーズと三井物産との合弁会社、ソラーズブッサンのウラジオストク新工場。ソラーズブッサンは、ソラーズと三井物産が折半出資で設立した合弁会社だ。
ウラジオストク新工場では2月から、ランドクルーザー プラドの本格的な受託生産を開始する予定。第一段階では、月間およそ1000台を組み立て。段階的に生産台数を引き上げ、年間2万5000台の出荷を目指す。
同工場で組み立てられたランドクルーザー プラドは、主にロシア極東エリアで販売される予定。極東エリアでの納車を効率的に行い、供給台数を増やすのが狙いだ。
ランドクルーザー プラドのラインオフ式典には、ロシアのイーゴリ・シュワロフ第1副首相が出席。なお、この受託生産に対しては、トヨタ自動車が技術的なサポートを行っている。