2012年のロシア新車販売、11%増の293万台…過去最高

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欧州ビジネス評議会(AEB)は、2012年のロシアにおける新車販売の結果を公表した。商用車を含めた総販売台数は、過去最高の293万5111台。前年比は11%増と、2桁の伸びを達成した。

ブランド別トップはロシア自動車大手、アフトワズの乗用車ブランド「ラーダ」。しかし、2012年は53万7625台にとどまり、前年比は7%減だった。販売の主力は『Granta』で、12万1151台を販売する。

2位はGMのシボレー。2012年は、前年比18%増の20万5042台を販売する。定番SUVの『ニーバ』が、9%増の5万9331台。これを上回ったのが、小型セダンの『クルーズ』。2012年は、前年比68%増の6万3181台を売り上げる。

3位はルノー。2012年は、前年比23%増の18万9852台を販売した。新たに投入された『ダスター』が、4万7344台と支持された。

4位は、韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズ。2012年は親会社を上回る18万7330台を販売。前年比は23%増と伸びた。コンパクトカーの新型『リオ』が、70%増の8万4730台と牽引する。

ヒュンダイモーターは、5位。その販売台数は17万4286台で、前年比は7%増だった。小型セダンの『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が、前年比14%増の11万0776台。ラーダ以外の海外ブランドで、唯一10万台を超えた。

6位は、フォルクスワーゲン。その販売台数は16万4702台で、前年比は40%増と、大きく伸びた。主力の『ポロ』が6万9385台を売り上げ、前年比は33%増と人気を集める。

以下、7位の日産が、前年比11%増の15万3747台。8位のトヨタが、前年比28%増の15万3047台という結果だった。

《森脇稔》

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