マツダ、タイに新トランスミッション工場建設…SKYACTIV車の需要増に対応

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マツダは、SKYACTIV車の需要増への対応と、グローバル生産体制の強化を図るため、タイに年間生産能力40万基規模のトランスミッション工場を建設し、2015年度上半期より生産すると発表した。なお、総投資額は約260億円となる見込み。

新トランスミッション工場はタイにおけるマツダの合弁生産拠点オートアライアンス(タイランド)(AAT)の北、約5kmに位置し、AATを始め、マツダ車のグローバルな生産拠点に向けたSKYACTIV車用のオートマティックトランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」を生産する。

マツダの山内孝社長は「マツダは2016年3月期にグローバル販売台数を約170万台まで引き上げることを目指しており、目標達成のためにグローバル生産体制の再構築を進めている。トランスミッションの生産にあたっては、引き続き、防府の中関工場を主力工場と位置づけていくが、マツダ第2のトランスミッション工場をタイに設立し、需要が急速に拡大しているSKYACTIV車の生産に対応していく」と述べた。

なお同社は、新トランスミッション工場設立に伴い、事業実行のための現地子会社「マツダ パワートレイン マニュファクチャリング」を設立することも、合わせて発表した。

《纐纈敏也@DAYS》

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