中国からの投資、2013年は10億リンギの見通し…クアンタンの共同工業団地が貢献か マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

パハン州クアンタンに建設予定のマレーシア・中国クアンタン工業団地(MCKIP)が投資を促進させると期待されており、中国からの外国直接投資(FDI)額は今年10億リンギとなることが見込まれている。

ムスタパ・モハメド通産相が明らかにした。

MCKIPは中国・マレーシア連携の欽州工業団地の姉妹団地として、相乗効果を狙い立案された。総工費は約15億リンギで、2015年の完工を予定。5500人分の雇用の創出、2020年までに国内外からの総投資額は75億リンギに上ると見られている。2月5日に着工式が行われる予定だ。

ムスタパ通産相によると、昨年1-11月の中国から製造業へのFDIは15億リンギだった。中国は最大の貿易相手国となっており、昨年1-11月の貿易高は前年同期で9%増の1億6532万リンギだった。一方、昨年1-9月のパハン州ににおける投資額は7.8億リンギで、うち5.5億リンギが海外からの投資だった。米国(37億リンギ)からの投資が最も多く、ドイツ(31億リンギ)、日本(22億リンギ)が続いた。中国は6位だった。

広瀬やよい

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