【ジュネーブモーターショー13】メルセデスC63 AMGにエディション507…507psにパワーアップ

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メルセデスベンツ C63 AMG エディション507
メルセデスベンツ C63 AMG エディション507 全 8 枚 拡大写真

メルセデスベンツの高性能車部門、AMGは2月1日、『C63 AMG エディション507』の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー13で初公開される。

同車は、メルセデスベンツ『Cクラス』の頂点に立つ『C63 AMG』をベースに、さらなる高性能を追求した特別モデル。そのハイライトは、排気量6208ccのV型8気筒ガソリンエンジンのパワーアップだ。

M156型と呼ばれるこのV8エンジンは、スーパーカーの『SLS AMG』のノウハウを反映させてチューニング。具体的には、SLS AMGと同じ専用コーティングが施されたピストン、新開発のコネクティングロッド、軽量クランクシャフトなどを採用。エンジン単体で、3kgに及び軽量化も図られた。

これらの専用チューニングにより、最大出力507ps/6800rpm、最大トルク62.2kgm/5200rpmを発生。最大出力は457psから50ps、最大トルクは61.2kgmから1kgm、引き上げられた計算だ。

トランスミッションは、7速デュアルクラッチのAMGスピードシフトMCT。0-100km/h加速は4.2秒、最高速は280km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを実現する。

内外装も、「エディション507」の専用仕立て。外観は、ボンネットに2か所、エアインテークが追加されたのが目を引く。これは、「ブラックシリーズ」がモチーフだ。足回りには、強力な制動力を生むコンポジットブレーキを標準装備。なおC63 AMG エディション507は、欧州ではクーペ、サルーン、エステート(ステーションワゴン)の3ボディに設定される。

《森脇稔》

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