1月のフォードモーターのインド販売、34.1%減…4か月ぶりに減少

自動車 ビジネス 海外マーケット
フォード・フィーゴ
フォード・フィーゴ 全 1 枚 拡大写真

米自動車大手、フォードモーターのインド法人、フォードインディアは2月1日、1月のインド国内の新車販売の結果を公表した。輸出分を含めた総販売台数は、7115台。前年同月比は34.1%減と、4か月ぶりに前年実績を下回った。

7115台の内訳は、インド国内販売分が6062台で、前年同月比は33.7%の大幅減。一方、輸出分は1053台で、前年同月比は36.3%減と急減速を示す。

インド国内販売の主力は、2010年3月に発売した新型コンパクト、『フィーゴ』。同車は欧州Bセグメントの人気車種、『フィエスタ』をベースに、専用内外装を採用したインド向け戦略車だ。

フィーゴは2012年10月、初の改良モデルを発表。内外装を中心に100か所以上の変更を受けた。すでに新しいフィーゴの輸出は10月から開始。インド国内販売も11月から本格化した。しかし、1月の国内販売が前年同月比34.1%減と落ち込んだ結果からは、フィーゴの改良効果は息切れしたもよう。

フォードインディアのVinay Piparsaniaエグゼクティブ・ディレクターは、「燃料価格の高騰や金利高など、インドの事業環境は厳しい。しかし、顧客のフォード車に対する関心は根強い」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る