ロールスロイスのグローバル電力システムズは、オフショア船向け次世代船舶用コマンドセンター「アンフィールド・ブリッジ」を開発したと発表した。
オフショア船のオペレーターに求められる複雑で、より高度なコントロールに対応する。システムは、同社の研究に加え、実際のオフショア船に従事するオペレーターのニーズをフィードバックすることで開発した。
コントロール・パネルやディスプレイを大幅に簡素化するとともに、人間工学に基づいて操作を簡素化、オペレーターの作業効率が向上、乗組員の安全を確保できるように配慮した。ブリッジレイアウトは、船の形式に対応して柔軟に調整できる。
最初のソリューションとしてノルウェーの船主サイモン・モクステルが発注してスペインに建設している「ユタ776WP」のプラットフォーム補給船に導入される。システム全体をロールスロイスが提供する。
2014年からスタトイルがこの船をチャーターして北海などで業務に当たる予定。