名鉄第3四半期決算、交通事業など好調で増収増益

鉄道 企業動向

名古屋鉄道が発表した2012年4-12月期(第3四半期累計)の連結決算は、経常利益が前年同期比41.6%増の241億8100万円と大幅増益となった。

売上高は同4.2%増の4464億2400万円と増収だった。

交通事業は通勤型車両4000系を16両新たに導入したほか、旅客の需要を喚起するため、「犬山キャンペーン」や「半田・常滑キャンペーン」など沿線自治体とタイアップして沿線都市キャンペーンを積極的に展開してきた。前年同期に震災による出控えの影響を受けたことの反動もあり、鉄軌道事業で輸送人員が増加した。また、バス事業で貸切需要が回復したことなどから、交通事業の営業収益は同0.6%増、営業利益は同24.3%増となった。

運送事業、不動産事業も順調で売上高全体は増収となった。

収益では、交通事業、不動産事業が好調で営業利益は同30.8%増の266億7800万円と増益となった。当期純利益は同122.7%増の102億9700万円だった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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