近鉄第3四半期決算、鉄道部門の営業収益は微減、経費削減で営業利益は大幅増益

鉄道 企業動向

近畿日本鉄道が発表した2012年4-12月期(第3四半期累計)の連結決算は、営業利益が前年同期比27.0%増の365億3600万円と増益となった。

売上高は同0.2%減の6808億0100万円とほぼ横ばいだった。流通業で不採算店舗の閉鎖などにより減収となったが、ホテル・レジャー業での前年の震災による出控えの反動増による増収で差し引き微減となった。

鉄軌道部門は、震災発生後の出控えの反動増や前年6月の高速道路料金休日上限1000円制度廃止、沿線の観光施設の新設による増収のほか、ダイヤ変更による特急列車の利用者が増加した。旅客人員は定期が同1.3%減となったが、定期外が同1.7%増となり、全体では同0.1%減の4億3017万人とほぼ横ばいだった。運輸業全体の営業収益は同0.8%増の1601億8700万円となった。営業利益は、鉄軌道部門で増収のほか人件費など諸経費削減の効果で同11.0%増の239億4100万円となった。

収益では、運輸業、ホテル・レジャー業の増収や諸経費削減による増益効果から経常利益は同41.2%増の266億8600万円と大幅増益となった。四半期純利益は同278.3%増の160億5600万円と増益となった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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