ぶらぶらバンコック滞在記(32) 優雅なハイティから駐車場の焼鳥屋まで(2013年1月15日)
エマージング・マーケット
東南アジア

昨晩インドのデリーから帰国。インドが非常に寒かったこともあるが、やはり緊張していたのだろう。バンコックに戻ると半袖短パンで実に快適に過ごすことが出来、思わず体が弛緩した。何と気持ちが良いのだろうか。蚊に刺されることさえ、嬉しくなってしまう。
午後グランドハイヤットでハイティをした。ハイティ、アフタヌーンティなんて、何年振りだろうか。バンコックでは初めての経験である。ホテルへ向かう角にエラワン祠があった。いつも誰がお祈りしているのだが、今日は特に多い。踊りを踊る女性たちもいる。既に観光地化しているのか、はたまた何かの儀式なのか。いずれにしてもタイが仏教文化の上にヒンズー文化を色濃く残していることは明らかだ。
ホテルのロビーラウンジへ。特に混んでいる訳でもない。ピアノの演奏が好ましい。ハイティセットを2つ頼むと「1つをシェアすれば十分です」と言われる。実に親切な対応。一人分のお茶を追加して、僅か660バーツ。思っていたより随分と安い。
スタンドには1段目チョコ、2段目クッキー、そして3段目にサンドイッチとスコーン。それぞれ美味しく頂いた。久しぶりにスコーンを食べて感激。お茶はティバックなので、うーん。やはりバンコックにはお茶文化はないのだろうか。次回はオリエンタルかシャングリラへでも行って確認してみよう。
その後、大学の同級生Oさんと待ち合わせて、シーロム、パッポンにある焼鳥屋へ行った。何とのこの店、ゴーゴーバーを抜けたあるビルの駐車場に入り口があるユニークさ。中は純粋日本の焼鳥屋。日本のおじさん達で常に満員らしい。既に30年営業しているとか。ここで焼き鳥を食べ、焼酎を飲んでいるとまるで日本と変わらない。最近はタイ人のお客さんも来るというが、フラッと来られるようなロケーションではないので、日本食マニアのような人がいるのだろうか。
ともあれ、高級ホテルのハイティから駐車場に入り口のある老舗焼鳥屋まで、バンコックは実に奥が深い。
《須賀 努》
【注目の記事】[PR]
ピックアップ
アクセスランキング
- トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
- 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
- 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
- メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
- 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
- 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
- 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
- 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
- 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
- ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ