1月のロシア新車販売、ヒュンダイが3位に急上昇

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ヒュンダイ・ソラリス
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欧州ビジネス評議会(AEB)は2月8日、1月のロシアにおける新車販売の結果を公表した。商用車を含めた総販売台数は、16万2077台。前年同月比は5%増と、2012年11月の0.4%増、12月の1%増に続いて、3か月連続でひと桁台の低成長となった。

ブランド別トップはロシア自動車大手、アフトワズの乗用車ブランド「ラーダ」。1月は3万0037台を売り上げ、前年同月比は3%増と、4か月連続で前年実績を上回った。販売の主力は『Granta』で、前年同月の5倍以上の1万0589台を販売する。

2位は、3か月連続でルノー。1月は、前年同月比35%増の1万4741台を販売した。新たに投入された『ダスター』が、5374台と支持された。

3位はヒュンダイモーターで、2012年12月の7位から急上昇。その販売台数は1万1306台で、前年同月比は11%増と、5か月ぶりに前年実績を上回った。小型セダンの『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が、前年同月比3%増の7353台と回復する。

4か月連続で4位は、韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズ。1月は1万1059台を販売。前年同月比は0.4%増と、微増ながら2か月連続のプラスだ。しかし、コンパクトカーの新型『リオ』は、7%減の4744台と、2か月ぶりに減少した。

5位はフォルクスワーゲンで、2012年12月の6位から上昇。その販売台数は9968台で、前年同月比は7%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。主力の『ポロ』が4631台を売り上げ、前年同月比は20%増と回復する。

6位はGMのシボレーで、2012年12月の3位から後退。その販売台数は9542台にとどまり、前年同月比は2%減と2か月連続の前年割れ。SUVの『ニーバ』が10%減の3337台と5か月連続で減少。この穴を埋めたのが小型セダンの『クルーズ』で、5%増の2467台を売り上げている。

《森脇稔》

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