ボーイング・ジャパンのジョージ・マフェオ社長は「今後数週間にわたって、一般的な787型機と、そのシステムに関する資料を提供する予定」とのステートメントを発表した。
787型機のバッテリートラブルに関して、米国ボーイング、日米の関係当局、調査機関などが原因究明に取り組んでいる。マフェオ社長は787型機の不具合で航空会社、関係各社、乗客に迷惑をかけていることを謝罪、その上で「解決に向けての対策が実施できるよう努力しており、進ちゃくはみせているものの、いまだ787型機は日米の運輸安全委員会による調査中のため、調査に関してボーイングとして発言することはできない」とコメント。
ただ「近日中に最初の資料を配布する予定」と述べ、ボーイングとして対策を公表する方針を明らかにした。
また、マフェオ社長は「私どもにとってボーイングの航空機に搭乗される乗客、乗務員の安全は最優先事項」としている。