【ジュネーブモーターショー13】ボルボ S60/V60、初の大幅改良…顔が変わった

自動車 ニューモデル 新型車
ボルボ V60の大幅改良モデル
ボルボ V60の大幅改良モデル 全 9 枚 拡大写真

スウェーデンのボルボカーズは2月19日、『S60』と『V60』の大幅改良モデルの概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開幕するジュネーブモーターショー13で初公開される。

現行S60は2世代目モデルで、2010年3月、ジュネーブモーターショー10でデビュー。2010年秋には、そのステーションワゴン版として、V60が初設定された。2012年の世界販売は、S60が前年比5.3%減の6万4746台、V60が6.5%増の5万3037台。『XC60』の10万6203台に次ぐボルボカーズの量販車だ。

ボルボカーズは今回、現行S60とV60に、デビュー以来、初の大幅改良を実施。その内容は、同時に発表されたXC60に準じており、内外装のリファインが中心となる。

エクステリアは、新デザインのヘッドランプやバンパー、フロントグリルが目を引く。フロントグリルは、開口部をワイド化。ヘッドランプは、2灯デザインに改めた。LEDを使ったテールランプやエグゾーストパイプ、アルミホイールのデザインも新しい。

室内には新デザインのスポーツシートを用意し、サポート性や快適性や高める。内装色は変更され、新しいウッドパネルや「Sensus Connected Touch」と呼ばれる車載コネクティビリティも導入。また、新型『V40』のアダプティブデジタルディスプレイも、S60とV60に拡大採用した。

欧州向けのエンジンは、ガソリンとディーゼルの複数を設定。中でも、「D2」と呼ばれる1.6リットル直列4気筒ターボディーゼルは、欧州複合モード燃費25km/リットル、CO2排出量106g/kmという優れた環境性能を実現している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. 人気のゴミ収集車モチーフも、車好きキッズ向けスニーカー「IFME のりものシリーズ」新登場
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る