【メルセデスベンツ SLK MT 追加】一体感をもっとも楽しめるモデルに採用

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メルセデスベンツ・SLK MT
メルセデスベンツ・SLK MT 全 6 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本は2月20日、同社としては21年ぶりのマニュアルトランスミッション搭載車となる、『SLK200ブルーエフィシェンシー MT』の販売を開始した。価格は493万円。

日本では1997年から導入が始まったSLK。2シーターコンパクトロードスターとして、様々な新装備を搭載し、高級コンパクトロードスター、高級コンパクトスポーツカーの新機軸としてあり続けていると話すのは、メルセデス・ベンツ日本商品企画・マーケティング部アシスタント・マネージャーの古川麻樹氏。

2011年5月に発表した現行型の特徴は、まずデザインだとする。「最新のメルセデスベンツデザインによる、上質でスタイリッシュな内外装。2点目としては、高次元の走行性と、燃費経済性や環境適合性を両立した最新鋭の直噴エンジン。また、エアスカーフや、マジックスカイコントロール(ルーフの色が変わるモノ)など先進的な装備を備えています」と述べる。販売台数は、2011年に1200台、2012年には1400台とした。

このマニュアルモデルを導入する理由は、「クルマが単なる移動手段ではなく、操る楽しみをもたらす、趣味性の高いツールであるということ。そして、クルマ離れからクルマ回帰を目指す、そういうムーブメントの一助になりたいことから導入を決めました」と話す。

「コンパクトでスポーティなドライブフィールを持ち、かつ、リトラクタブルハードトップによる爽快なオープンエアドライブを実現したSLKこそ、マニュアル操作によって、よりクルマとの一体感を楽しんでもらうモデルとして最適なモデルであると判断しました」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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