フォルクスワーゲンは2月21日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー13において、新型『ゴルフGTD』を初公開すると発表した。
同車は2012年9月、欧州で発表された新型『ゴルフ』(7世代目モデル)のディーゼルエンジン搭載の高性能グレード。ゴルフはガソリンエンジンの高性能グレードとして、『ゴルフGTI』を設定している。ゴルフGTDは、そのディーゼル版で、新型ゴルフのディーゼルのトップグレードの位置付けだ。
注目のエンジンは、EA288型と呼ばれる新開発の直噴1968cc直列4気筒ターボディーゼル「TDI」。最大出力は184ps/3500-4000rpm、最大トルクは38.7kgm/1750rpmを引き出す。
トランスミッションは、6速MTまたは6速デュアルクラッチのDSG。駆動方式はFF。新型ゴルフGTDは0‐100km/h加速7.5秒、最高速230km/hという優れたパフォーマンスを実現する。
それでいて、ディーゼルならではの環境性能は高いレベル。欧州複合モード燃費は19.8km/リットル、CO2排出量109g/kmを達成している。新型ゴルフGTDは欧州では6月、発売される予定だ。