アラブ初のスーパーカー、LYKAN…1台3億円で受注が100台突破

自動車 ニューモデル 新型車
レバノンのWモータースのスーパーカー、LYKAN(カタールモーターショー13)
レバノンのWモータースのスーパーカー、LYKAN(カタールモーターショー13) 全 6 枚 拡大写真

レバノンのWモータースが1月末、中東で開催されたカタールモーターショー13で初公開した新型スーパーカー、『LYKAN』。同車が、多くのオーダーを獲得したことが分かった。

Wモータースはレバノンの首都、ベイルートに本拠を置く新興自動車メーカー。LYKANは、同社初、そしてアラブ初のスーパーカーだ。アグレッシブなデザインが特徴のLYKAN。パフォーマンスもスーパーカーを謳うに相応しく、ミッドシップには、水平対向6気筒ガソリンエンジンを、2個のターボチャージャーで過給したユニットを積む。

このフラット6ツインターボは、最大出力750ps、最大トルク102kgmを引き出す。パワフルなエンジンのおかげで、LYKANの0‐100km/加速はわずか2.8秒。最高速は395km/hの実力だ。

Wモータースのラルフ・デバスCEO は今回、カタールモーターショー13でのワールドプレミアの後、LYKANの受注が100台を超えたことを明らかにした。もともとLYKANは、アラブの富豪向けに7台のみを限定生産する計画。しかし同社によると、ロシアや中国、米国など世界中から、購入のオファーが寄せられたという。

LYKANの価格は、日本円でおよそ3億円と伝えられており、ブガッティ『ヴェイロン』さえ上回る。スーパーカービジネスは堅調なようだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る