高速鉄道、UEM陣営がリニア方式を提案 KLシンガ間を最短55分

鉄道 企業動向

クアラルンプール(KL)とシンガポールを結ぶ高速輸送システム(HSR)建設計画が発表されたが、受注が有力視されているUEMグループとARAグループのコンソーシアムは最高時速500キロメートルで走行するリニア式(磁気浮上式)鉄道の導入を提案している。

ARAグループのスポークスマンによると、リニア式鉄道は時速430から500キロメートルでの走行が可能。KLからシンガポール間の距離は約400キロメートルなので、430キロメートルで走行した場合、ノンストップの場合の所要時間は片道55分、途中6から7カ所の駅に停車した場合は80から90分となる見込みだ。

リニア式鉄道はトランスラピッドーインターナショナルにより開発されたもので、中国・上海市内と浦東空港を結ぶ路線で運行している。メンテナンスコストが従来の高速鉄道に比べて低く、長期的に運営コストを抑えることが可能だという。

広瀬やよい

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