【ルノー カングー クルール 限定 発売】今年のテーマは“花”

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ルノー カングー クルール
ルノー カングー クルール 全 18 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンから、『カングー』の限定車『カングークルール』が発売された。4回目になるこの限定車の今年のテーマは“花”である。

4年前からスタートしたこのカングークルールは、毎年、独特のボディカラーを導入してきており、一昨年はピンクのボディカラーを導入し話題となった。ルノー・ジャポンマーケティング部商品・広報グループチーフマーケティングマネージャーのブレンフレデリックさんによると、カングーの生産工場であるフランス北部のモブージュ工場でも、ピンクのカングーが30台並んだ光景は話題になったという。

昨年は、パステル系のボディカラー3色を導入。1950年代のルノー『4CV』や。1960年代の『4』などでよく見られたカラーをテーマとした。そして今年のテーマは“花”である。ブレンさんは、「鮮やかな色が欲しかったのです。また、花はフランス人にとって非常に大事なもの。花のない部屋は自分が生まれて以来ないと思います。大体リビングに花があるというのは普通。お誕生日などでプレゼントしたり、何気なく、会社帰りに花を買って帰るというのが習慣になってもいるのです」

因みにとブレンさんは、花を贈るにはセンスが問われると笑う。「花はエモーショナルな部分と関連していて、相手に花を贈る時に彩度の低いパステルカラーだと、エモーションが低い。好きという程度が低い。鮮やかで彩度が高い花ほど、気持ちが伝わる、好きという気持ちが高いのです」

そして、今回のクルールは前述のとおり鮮やかなカラーだ。「紫、黄色、青。それぞれ花言葉があり、文化、人、国によって微妙に変わりますが、花言葉に沿ってネーミングを決めているのです」とし、気になる人の心を“誘惑”する時に贈る紫の花をイメージした タンタシオン ヴィオレ、頑張っている人を“癒し”たい時に贈る青い花をイメージした カルム ブルー、そして元気になってほしい人を“勇気”づける時に贈る黄色い花をイメージした クラージュ ジョンの3色だとした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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