銀行大手CIMBグループは25日、2012年12月末締め通年決算を発表した。純益は前年比7.8%増加し、43億5,000万リンギと過去最高額となった。
株主資本利益率(ROE)は16%で、目標を達成した。銀行最大手のメイバンクのROEも同じく16%となっている。売り上げは前年比11.3%増となる134億9,000万リンギで、純金利収入は10.6%の増加、非金利収入は12.7%増加した。
ナジル・ラザク最高責任者は、純利益が7.8%増加したことについて、ほぼ全ての事業で収益が増加したことが影響したとコメント。事業の改革や投資、競争力強化が奏功したと述べた。
第4四半期の純益は前年同期比4.5%のマイナスの10億8,200万リンギとなった。CIMBアビバの連結除外の影響を受けた。