フォルクスワーゲンは5日、ジュネーブモーターショー13で、前日に正式発表したばかりの新型『ゴルフエステート(日本名:ゴルフヴァリアント)』のスポーツコンセプト『ゴルフエステート・コンセプトRライン』を世界初公開した。
Rラインは、『ゴルフ』や『パサート』などフォルクスワーゲンのラインナップに設定されるスポーティグレード。エアロパーツやホイールなどの外装の他、シートやステアリングなど内装にもスポーティな装備が装着される。
ゴルフエステート・コンセプトRラインは、今回同時に発表された『ゴルフGTI』と同様のフォルクスワーゲンならではのスポーティな世界観をあらわしたという。18インチのRライン専用ホイールのほか、専用のフロントバンパー、ディフューザーを備えたリアバンパーを装備する。ボディカラーは「ラピスブルーメタリック」。
内装はカーボン調のブラックとブルーのナッパレザーを採用し、スポーティにまとめられた。荷室は通常のゴルフエステート同様、605リットルを確保、シートを倒す事で1620リットルまで拡大する。フォルクスワーゲンは「スポーティコンセプトカーとして類を見ない実用性」と説明する。
フォルクスワーゲンはこの他、ゴルフGTIの市販モデル、GTIのディーゼル版『ゴルフGTD』を発表。スポーツカーの祭典でもあるジュネーブモーターショーで、スポーティなラインナップをアピールした。