昭和シェル、宇部興産と山口県にメガソーラー発電所を新設

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昭和シェル、宇部興産と山口県にメガソーラー発電所を新設
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昭和シェル石油と宇部興産は、太陽光発電(メガソーラー)による売電事業を共同で実施することに合意、事業運営会社「ユーエスパワー」を設立した。

再生可能エネルギーの固定買取制度が昨年7月に施行され、太陽光発電などの再生可能エネルギー創出への期待や関心が高まっている。

こうした中、100%子会社のソーラーフロンティアでソーラーパネルの生産・販売、発電事業を展開している昭和シェルは、遊休地を活用でき、所有する自家発電所や電力会社向け卸発電所のノウハウも持つ宇部興産と提携し、共同でメガソーラー発電所による売電事業を行うことで合意した。

合弁会社の資本金は1億円で、両社が折半出資する。

合弁メガソーラー発電所は、宇部興産が所有する山口県宇部市藤曲の遊休地に建設する。土地面積は約30万平方メートルと東京ドーム6個分。2013年4月に着工し、2014年7月に稼働する計画。

発電出力は約21.3MW(太陽電池モジュール出力)で、年間発電量は一般家庭約6900世帯分の年間消費電力に相当する2501万kWhを見込んでいる。メガソーラーで発電した電力は全量を中国電力へ売電する。

宇部興産は土地の貸与、運転監視、設備の保守・管理を、昭和シェル石油は太陽電池モジュール(ソーラーフロンティア社製)の供給、太陽光発電に関わる事業ノウハウの提供をそれぞれ行い、両社の強みを最大限に活かして事業を運営していく。

《レスポンス編集部》

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