国土交通省が発表した2012年11月の航空輸送統計速報によると、国内定期航空の旅客輸送量は前年同月比9.7%増の759万4000人となった。
羽田から新千歳や福岡、沖縄、大阪など幹線が前年を上回った。人キロベースでは同10.4%増の68億0774万3000人キロとなった。座席利用率は、67.9%となった。
国内貨物輸送量は、トンベースで同0.9%増の7万7053トンだった。トンキロベースでは、
同1.1%増で、重量利用率は、41.3%となった。
国際線は旅客輸送量が同9.1%増の114万2000人となった。尖閣諸島問題の影響で、中国は同27.4%減と低迷しているが、韓国を含めアジア、米大陸、欧州向け、オセアニア向けが好調だった。
人キロベースでは同16.0%増の51億6153万人キロとなった。座席利用率は74.6%となった。
貨物輸送はトンベースで同13.9%増の10万6804トン、トンキロベースでは同12.9%増となった。重量利用率は70.3%だった。