ポルシェ 911 新型に475psの GT3 …サーキットを駆ける[動画]

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新型ポルシェ911GT3の公式映像
新型ポルシェ911GT3の公式映像 全 1 枚 拡大写真

ポルシェが3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13でワールドプレミアした新型『911 GT3』。同車の公式映像がネット上で公開され、再生回数が25万回を超えている。

新型911 GT3は、新型『911』シリーズの中で、自然吸気エンジン搭載のトップグレードに位置付けられるモデル。新型は5世代目となり、ポルシェ911のデビュー50周年を祝うタイミングで登場した。

新型911 GT3のハイライトは、さらに強化されたエンジン。3.8リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンは、新型『911カレラS』用がベース。ただし、クランクシャフトをはじめ、チタニウム製コネクティングロッドやピストンなど、ほとんどのパーツを専用設計する。

この結果、最大出力475ps/8250rpmを獲得。9000rpmまで許容する高回転型エンジンとした。パワーウェイトレシオは3.0kg/ps。トランスミッションは、新型911 GT3のために専用開発された7速デュアルクラッチの「PDK」。駆動方式はRR。新型911 GT3は、0-100km/hを3.5秒で駆け抜け、最高速は315km/hに到達する。ポルシェは「ドイツ・ニュルブルクリンクでのラップタイムは、7分30秒を切る」と説明する。

また新型911 GT3には、ポルシェの市販車としては初めて、アクティブリアホイールステアリングを採用し、ハンドリング性能を高めた。歴代911 GT3同様、サスペンションやブレーキを強化し、本格サーキット走行にも対応。エアロダイナミクス性能を引き上げる専用エアロパーツも、新型911 GT3の識別点だ。

《森脇稔》

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