一時停止無視で出会い頭衝突、双方の3人が死傷

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16日午後8時20分ごろ、山形県高畠町内の町道で、交差点を進行していたワゴン車と軽乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故でワゴン車に同乗していた1人が死亡。軽乗用車側の2人が重傷を負っている。

山形県警・南陽署によると、現場は高畠町深沼付近。丁字路交差点で、信号機は設置されていない。ワゴン車は高齢者介護施設の送迎用で、町道を直進していたが、右方向から進入してきた軽乗用車と出会い頭に衝突した。

衝突によって双方のクルマは中破。ワゴン車の後部座席に同乗していた90歳の男性が全身を強打し、収容先の病院で死亡。軽乗用車を運転していた南陽市内に在住する26歳の男性が頭部などを強打して意識不明の重体。助手席に同乗していた26歳の男性も胸部骨折の重傷を負った。ワゴン車を運転していた高畠町内に在住する39歳の男性にケガはなかった。

一時停止義務は軽乗用車側にあったが、軽乗用車はこれを怠って交差点に進入したとみられており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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