中央銀行バンク・ネガラは3月20日、2012年度版報告を発表。2013年の国内総生産(GDP)成長について、旺盛な内需や民間投資に支えられ5-6%の成長が見込めるとの見通しを示した。
2012年通年のGDP成長率は5.6%だった。
報告書によると、内需は今年8.1%の成長が見込まれている。民間投資については、サービス・セクターへの投資が貢献するものの、2013年の成長率は昨年の22.0%から15.6%に減速する見通しだ。個人消費は、1月に導入された最低賃金制度による国民の収入増加や失業率が3.1%維持することが見込まれることから7.1%成長すると見込まれる。昨年の成長率は7.7%だった。