米BMWマニュファクチャリング、工場施設内における水素燃料電池の利用を拡大

自動車 ビジネス 企業動向
米国BMWマニュファクチャリング社
米国BMWマニュファクチャリング社 全 4 枚 拡大写真

米国BMWマニュファクチャリング社は、水素燃料電池を動力源とする材料輸送機の増設が順調に進んでいると発表した。

【画像全4枚】

2010年にBMWは、約100台の燃料電池材料輸送機の電源供給用に、工場のエネルギー・センター近くに水素の貯蔵・配給エリアを配備。その後、BMWマニュファクチャリング社の水素燃料電池輸送機の保有数は2倍以上の約230台となり、工場の生産およびロジスティクス機能の全般にわたるサービスを行っている。

同社は、高性能の新型コンプレッサー2台、貯蔵チューブ、配管、新しい水素ディスペンサー8台を導入。拡張されたシステムによる水素供給量は、1日あたり400kg以上になり、BMWでは、年間で410万キロワット時分の電力消費を抑えられると見積もっている。

またBMWは、埋立地ガスを水素に変換するためのパイロット・プロジェクトの更新を発表。2011年7月に第1段階に入ったこの研究では、経済的および技術的に実現可能かを検証した。プロジェクトは現在、順調に第2段階のメタンから水素への変換に進んでいるという。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. MOMO、「レーシングシミュレーター用ステアリング」6モデルを1月9日発売
  2. 日産株価が3日続伸、SUV『パトロール』を日本市場に投入へ
  3. スズキの新型Vツイン・アドベンチャー『SV-7GX』の新動画が公開! スペック&エンジン音をチェック
  4. VW『Tロック』新型、安全性で最高評価の5つ星…ユーロNCAP
  5. ゲームエンジンが自動車開発の共通言語になる!『Unreal Engine』の採用が急拡大する理由【前編】PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る