鹿児島市交通局、局舎と市電車庫の移転に着手…見学コースも設定

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新しい交通局局舎と電車施設。JT工場跡地に建設される。
新しい交通局局舎と電車施設。JT工場跡地に建設される。 全 2 枚 拡大写真

鹿児島市交通局は、2013年度から新しい局舎と電車施設の建設工事に着手する。市電2系統のたばこ産業前~神田~唐湊間に隣接している日本たばこ産業(JT)の工場跡地(上荒田町)に局舎と電車施設を建設し、2015年度の使用開始を目指す。

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現在の交通局は市電1系統武之橋~交通局前間の西側(高麗町)にあり、局舎のほか電車とバスの車庫が設けられている。しかし、施設の老朽化が著しいことから、交通局は2003年度からリニューアル調査を実施。2008年度にはJT跡地に局舎と電車の車庫を移転する方針がほぼ固まった。2011年度に基本設計を取りまとめ、2012年度に実施設計が行われている。

交通局が3月27日に発表した建設概要によると、JT跡地の南側敷地(約1万2790平方m)に局舎(約1828平方m、3階建て)と整備工場(4832平方m、2階建て)、変電所(約467平方m、2階建て)を設置。電車の出入庫口は現在の神田停留場付近に設けられる。局舎は周辺の景観と調和させるため市役所の本庁舎と同じ色合いとし、各階のひさしは軌道のレール、窓間のタイルは枕木のイメージとする。また、1階部分の壁面を緑化し、局舎と市道の間に緑地帯を設ける。

交通局は「市民の方々に親しまれる施設とするため、施設見学コースを設定」するとしており、新局舎の3階には資料展示室を設置。市電や市バスの歴史に関する資料や車両部品などを展示するほか、室内の構内側は車両基地全体が見渡せるようガラスカーテンウォールを採用する。また、整備工場内に見学スペースを設置。隣接する緑地側からも電車などの車両が見学できるようメッシュフェンスを設ける。

バス施設は別の場所に移転することが計画されており、最終的には電車とバスの車庫施設が分散して配置されることになる。

《草町義和》

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