豊田自動織機は、フォークリフト用アタッチメント製造・販売の世界最大手、米カスケード社の買収に関して、米国の子会社を通じた公開買付けと買収が完了したと発表した。
今回、豊田自動織機は、カスケード社の発行済株式総数の50%超を下限とし、1株当たり65米ドルでの公開買付けを実施。3月27日時点で、発行済株式総数に占める応募株式数の割合は約91.8%となった。
同社は、カスケード社の連結子会社化により、新たにフォークリフト用アタッチメントを加えて事業領域を広げることで、物流ニーズにより幅広く対応し、産業車両事業の成長を目指す。