三菱重工、ニチユとのフォークリフト事業統合会社が営業開始、世界3位に

自動車 ビジネス 企業動向

三菱重工業と日本輸送機(ニチユ)のフォークリフト事業を統合した「ニチユ三菱フォークリフト」が4月1日に発足、営業を開始した。

統合新会社は、三菱重工がフォークリフト事業を分社化、これをニチユが承継して発足し、商号を変更して営業を開始した。資本金は48億9000万円で、本社を京都府長岡京市(現ニチユ本社)に置く。発足時の従業員は約5000人で、社長には、ニチユの二ノ宮秀明社長が就任した。

両社はフォークリフト事業の統合で、これまでの部分的な協業では限定的だった製品ラインアップの充実、販売ルートの共通化・最適化、効率的な製品開発、原材料の調達と生産の最適化を推進する。

ニチユがこれまで培ってきた、フォークリフトなどの物流機器に関する技術力、販売力、サービス力に加えて、三菱重工グループの総合力を活用、競争力を強化する。

ニチユ三菱フォークリフトは、三菱重工、ニチユの開発技術の融合や、新事業領域への展開を図ることで、事業強化と成長分野の開拓を加速する。フォークリフト事業で世界第3位グループとなる企業を構築し、グローバルなリーディングカンパニーを目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  3. 「トヨタがロールスロイスと勝負するのか?」2ドアクーペの新型センチュリー発表に、SNSは興奮の渦
  4. 【ダイハツ ムーヴキャンバス 新型試乗】「ワゴンRスマイル」と双璧をなす“癒し軽”…島崎七生人
  5. 【ホンダ ADV160 試乗】彩りとわくわく感あふれる「アドベンチャー」スクーター…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る