東京メトロ、基準を上回るアスベストを含有した車掌スイッチを使用、中古品を自主回収へ

自動車 ビジネス 企業動向
東京メトロwebサイト
東京メトロwebサイト 全 1 枚 拡大写真

東京メトロとメトロコマースは、基準を上回るアスベストを含有した車両部品を使用するとともに、販売していたと発表した。

東京メトロは、2006年9月に改正された労働安全衛生法施行令による基準値(重量の0.1%)を上回るアスベストが含まれている「車掌スイッチ」を使用していたのに加え、イベントで鉄道車両の中古部品として販売していたことを明らかにした。

この部品の内部のアスベストは、ねじ止めされた箱内に固形化された状態のため、通常どおり使用していれば飛散するおそれは無いとしている。対策と回収を実施する。

アスベスト基準を上回る車掌スイッチは、形式がS5112-A-M、S546-B-M、S546-C-Mで、日比谷線42編成や東西線12編成、千代田線13編成、半蔵門線4編成などに合計314個を使用していた。同社では、アスベスト飛散防止強化のための塗料を塗布し、順次、部品の交換を進める。

同社では、この車掌スイッチを、2009年から2012年にかけて60個を販売した。部品を回収した上で、購入代金を返金する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
  5. 次期トヨタ『ハリアー』は新エンジンの恩恵でフォルムが大変化…スクープ記事ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る