政府が行っている排気量2,000cc以下のハイブリッド車に対する物品税および輸入税を免除する措置が今年12月末で終了となることから、ハイブリッド車を生産する自動車メーカーから延長を希望する声が出ている。
マレーシア自動車協会(MAA)は政府に対して措置の延長を求める方針だ。
MAAのアイシャ・アハマド会長が3月29日、年次総会後の会見で明らかにした。措置の導入により、ハイブリッド車の売り上げは2010年はわずか332台だったが、2011年には8,334台となり、2012年には前年比84%増の1万5,355台となった。メーカー別の販売台数はホンダが8,712台、トヨタが5,653台、レクサスが979台、ポルシェが11台。措置の延長は長期的な販売促進につながるため、MAAは2014年度の予算案に盛り込むよう政府に対して求める方針だという。