テスラの新型EV、モデルS…エントリー仕様の生産は見送り
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これは3月31日、テスラモーターズが明らかにしたもの。モデルSは発表当時、二次電池の容量が40kWhのエントリー仕様を遅れて投入する計画だった。しかし今回、この40kWh仕様の設定自体が、キャンセルされている。
テスラモーターズはその理由について、「40kWh仕様に対する需要は全体の4%と小さい。これが生産を行わない理由」と説明した。
すでに40kWh仕様を注文した顧客には、上級の60kWh仕様に変更して納車。ただし、ソフトウェアのプログラムにより、1回の充電での航続可能距離は40kWh仕様のままに据え置かれる。
テスラモーターズは、「加速性能や最高速の面で、容量の大きなバッテリーの恩恵が感じられるだろう」とコメントしている。
《森脇稔》