3月のトヨタ米国新車販売、20万台超え…2009年8月に次ぐ記録

自動車 ビジネス 海外マーケット
トヨタ・カローラ(米国仕様)
トヨタ・カローラ(米国仕様) 全 7 枚 拡大写真

トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は4月2日、3月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は20万5342台。前年同月比はディーラー稼働日が1日少なかったため、1%増にとどまったが、16か月連続の前年実績超えとなった。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、前年同月比11.5%減の3万7663台と、2か月連続のマイナス。『プリウス』も22.9%減の2万2140台と減少した。『カローラ』は11.1%増の3万1423台と、引き続き好調。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、新型を投入した『RAV4』が前年同月比5.1%減の1万6474台と失速。『ハイランダー』は3.1%増の1万1387台と好調を維持した。大型ピックアップトラックの『タンドラ』も7.9%増の9270台、小型ピックアップトラックの『タコマ』も21.2%増の1万5201台と支持を集めた。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が前年同月比28.6%増の9072台と、引き続き好調。モデルチェンジした『ES』は、116.4%増の6798台と伸びた。一方、新型『GS』は1882台にとどまり、前年同月比は26.4%減と2か月連続のマイナス。大幅改良を受けた『LS』は、71%増の980台と伸びる。

トヨタの2013年1-3月米国新車販売は、前年同期比8.7%増の52万9444台。米国トヨタ販売のボブ・カーター副社長は、「米国新車市場は引き続き好調。3月実績は、補助金支給により新車買い替え特需のあった2009年8月に次ぐ記録」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る