西武新宿線中井~野方間の地下化事業が認可

鉄道 行政
連続立体交差事業が実施される西武新宿線中井~野方間。
連続立体交差事業が実施される西武新宿線中井~野方間。 全 2 枚 拡大写真

東京都は4月1日、西武鉄道新宿線中井~野方間の連続立体交差事業(連立事業)について、都市計画法に基づく都市計画事業の認可を受けたと発表した。事業期間は2020年度までを予定している。事業費は726億円。

この事業は、西武新宿線中井~新井薬師前間の妙正寺川西側(中野区上高田5丁目)から、野方駅の東側(野方4丁目)までの約2.4kmを地下化するもの。途中の新井薬師前、沼袋両駅が地下駅となり、合計7カ所の踏切が解消される。

解消される踏切のうち5カ所は、ピーク時1時間あたり40分以上遮断する「開かずの踏切」。東京都によれば、連立事業の実施により交通渋滞や踏切事故の解消、鉄道により分断されていた地域の一体化などの効果があるとしている。

《草町義和》

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