マセラティジャパンは6代目となる『クアトロポルテ』を発表した。このクルマは、マセラティ年間生産5万台計画への第1歩となるものである。
この目標をもとに日本市場においても、販売台数は、マセラティトータルで5倍(2012年は311台)を目指している。その一翼を担うこの新型クアトロポルテについて、マセラティ ジャパン マーケティング&PRディレクターの安部麻甲さんは、(単一モデルの)目標台数は倍以上となることから、先代クアトロポルテからの乗り換えだけでは追いつかず、半分ほどは新しい層を獲得しなければならないと話す。
そこで、新型クアトロポルテは、トランクルームの拡大や、後席を広くするなど実用面を考慮しつつも、テーラーメイドシステムを採用するなどで、「ドイツ車からの乗り換えも多く狙っています」と語った。